どうも CLEATIVE Labのコテガワです。
WEBや動画についての知識を全社的に少し深めようとはじめました「Q`s TALK」
待望の第2回は「動画編」です!
突然ですが・・・

毎日YouTube見てますよね

「動画」の良いところは、子供から大人まで「見るだけで伝わる」フォーマットだという点。
言語も超越する世界共通認識ツールといっても過言じゃない!
毎日見ている「動画」の、知っているようで知らない「動画のいま」をTALKします。

世界を網羅するインターネットの総アクセスにおいて、動画が占める割合ってどれぐらいかと思いますか???

実は2021年では80%近くに達しています。

今後、全世界では19億人がオンライン動画を視聴し、毎月3兆分(min)の動画が視聴されると見込まれています。

単純計算ですが、世界平均で1人当たり毎月1,500時間以上もオンライン動画を視聴する世界!

当たり前ですがスマートフォンの保有が広い年齢層に及び、インターネット環境が改善していることが全世界的な背景にあると考えられています!

1日一度はアクセスしているんじゃないでしょうか「YouTube」
毎月20億人以上ものユーザーが利用しているバケモノコンテンツのYouTubeですが、1日あたりの総動画視聴時間は、

な、なんと10億時間を超えます!

繰り返しますが、これは1日あたりです!
視聴回数は数十億回!

その総再生時間の70%以上が、すでにモバイル端末からの視聴となっていて、YouTubeではスマートフォンでの動画視聴が主流になっていることがわかります。

コロナ禍が始まって2年が経ち、おうち時間の増加とともにネット動画の視聴時間は大きく増加しましたが、スマートフォン一辺倒だった動画視聴にも少し変化がありました。

スマートフォンに次ぐ2番手のデバイスとして、再びテレビ画面が使われるようになります。

言わずと知れた「Netflix、Amazonプライムビデオ、Hulu」などの動画配信サービスの台頭です。こちらも毎日一度はアクセスしていますね。コロナ禍で家族がそれぞれ動画視聴することが増えたことで、スマートフォンやパソコンなどを用いてリビングや居間でネット動画を視聴する機会が増えたことも影響していると推察されます。

だた、アフターコロナ後にどう変化するのか、人々の生活行動は変わり、それに連動するように動画視聴行動もさらに変わっていくと考えられているのです!

Z世代(現在の15歳~24歳くらいまでの人)の動画に対する意識は明快!

SNSを通じて様々な価値観に触れる機会が多く自己表現の場も身近にあって、多数の選択肢の中で自分に合ったものを選び、それをまた自分らしさとして発信していくのが当たり前にある世代!

映画でもドラマでも倍速視聴とスキップ視聴は当たり前。

スマホのアプリだけで簡単に編集して配信できる環境が等しく手に入る世代なのです。Z世代が動画環境をどう変えていくのか楽しみですが、年代ターゲットと広い世代に向けた動画の作りをどうするのか、作り手としては悩みどころです・・・

Z世代においては約7割以上のユーザーがショート動画を視聴しているという結果も。Z世代はYouTubeの倍速視聴やながら見を広く活用していて、10分以上の動画の場合は集中して全編を視聴することはないという傾向。

基本的に15秒から30秒という短尺動画で、
必要な情報だけが抽出できれば良いようです。

そのショートムービーの王者とも言えるTikTok。
「若者が踊ったりふざけたりしている様子を楽しむもの」と言う印象がありますが、すでにTikTokのそういった役割は数ある側面のひとつでしかないようです。

一本一本の再生時間が短く、視聴のハードルが低いので、テレビをザッピングしていくような感覚で、短時間にいくつもの動画を見て、より多くの情報を仕入れてゆくのです。

TikTokでの宣伝効果の好例として「ファイブミニ」の「TikTok売れ」がありました。
「ファイブミニ」って40代30代には少し懐かしいと感じますが・・・あるTikTokerが「ダイエットに良さそう」と動画投稿したところ、10代に認知されて、突然コンビニでの販売数が2倍に跳ね上がったなんてこともありました。

TikTok上の動画1本である小説が重版になったり、お菓子を紹介した動画の再生回数が5億回になって10万個が完売したり、「TikTok売れ」という様々な事例が生まれているようです。TikTokは単なる「バズ」から「購買」まで結びつけることのできる接点であることが、これらの事例からもわかります。

若者をターゲットにビジネスに取り組んでいる企業にとって、TikTokは見逃せないプラットフォームになりつつあるようです。

Z世代は「見る、見ない」の次に「早送りする、しない」の基準があるとわかってきました。

見やすいサムネイルやSNSでの共有機能、ユニークなタイトルデザインなど、コンテンツを見てもらうための工夫を凝らしても、ネットにはコンテンツが溢れまくっています!!

それを見るための時間が絶対的に不足している!!

なんとも・・・しっかり中身を伝えたいというクリエイターや発信元にとっては悩みの種です。ただ見てもらうだけでなく、最後まで見てほしいと考えるなら、これまでとは違う形の工夫がさらに必要となっているのです!

以上。2022年5月の「Qs TALK vol.2(動画編)」でした!
単純に見てて楽しいですよね動画って!でもその楽しさの中で、一定の判断基準「再生回数」によって優劣を判断されるのも明確かつ厳しい世界。そのカウント獲得の為の工夫と戦略も必要となってくると予想できますね。

次回、第3回は「WEB編」です!

そもそもWEBって何なの??

ということで「WEBのキホン」WEBの仕組みについてTALKします!

次回は6月15〜20日更新予定です!
初めてコメントされるIDは認証後の公開となりますので、すぐにページに反映されません。あしからず。

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コメント

    • NZ
    • 2022年 5月 19日

    キューズトークの発信ありがとうございます。
    とても興味深い記事の内容でした。
    自分自身はそこまでyoutubeを見ないのですが、その理由が拘束時間でした。
    1本の動画を視聴するのに5分や10分を費やすのが億劫で、記事内容と同様にtiktokのようなSNSの方が見やすいと感じていました。
    tiktokのオススメにもよく、企業アカウントでの会社紹介や企業でのSNS担当者がおもしろい内容の動画と共に、
    さりげなく会社をPRするようなショートムービーを見かけます。
    更に知りたい方は…とyoutubeへ誘導するような作りになってるように思います。
    統一感のある魅力的なコンテンツを制作できればCIPSを盛り上げることも出来そうですし、
    今後に向けて一緒に考えていければ楽しそうですね!

      • コテガワ
      • 2022年 5月 19日

      コメントありがとうございます!
      tiktokでは、かなりふざけたショート動画を会社の公式としてUPされているのもよく見ますよね。
      もうバズればOK!そこから社名が世間に認知されれば宣伝効果アリと認められます。
      ただ、スベると目も当てられないですが、そのギリギリを攻める絶妙なセンスが必要なのだと思います!
      その絶妙な感覚。一緒に研ぎ澄ましてゆきましょう!

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