どうも CLEATIVE LABOのコテガワです。

WEBや動画についての知識を全社的に少し深めようとはじめました「Q`s TALK」

さてさて第8回は「動画編」です。
前回までの動画編は「Z世代の動画意識」や「動画の形式」「動画制作会社の現状」などをTALKしましたが、今回はその深掘りです。

子供から大人まで「YouTube」や「TikTok」を見る時代。
世の中には動画が溢れまくっていますが、その中で制作側のテーマになってきているのが「飽きさせない工夫」

視聴者は瞬間的に「見る/見ない」を感知し、その判断を連続的に続けます。それは感覚的なもの。
コンテンツが溢れまくっている今だからこそ「つまらない動画を見ている時間はもったいない!」「楽しめる動画を見たい!」ということです。

「とりあえずテレビでも付けるか・・・」という時代ではないんですね。

まずは「見てもらう為の工夫」、最後まで見てもらうための「飽きさせない工夫」を探っているのが動画界それは一体どんなものでしょうか。

そもそも見たくなる仕掛けが必要です。
YouTubeのサムネ画像なんかはその最たるのもですね。

個人の趣味趣向に響くタイトル。
「なにこの動画!」と思わせる画像。
ターゲットに合致した画面デザイン。
最後まで見てしまうに思わせる期待感。

こんなところをクリアするのが「1ステップ目」でしょうか。

あと再生してから冒頭(オープニング)も重要!
本編のクライマックスを先にダイジェスト的に見せる構成などは、期待感を裏切らず動画本編へ導く工夫の1つです。

サムネ → 動画への期待 → 再生 → 期待を裏切らないオープニング → 続く再生

こんなところが「2ステップ目」でしょうか。

「TikTok」なんかは潔いです。飽きたら次そして次へと進みます。
「飽き」と「反応」に本当正直。
YouTubeよりTikTokは1日当たりのユーザーの滞在時間が長い国があるほど。

動画の編集上の「飽きさせない」セオリーは
・切り替えを増やす。
・間をカットして詰める(たたみかける)
・スピードを速める
・テロップなどの文字の出し方
・効果音を付ける
・新たな展開が次々と出てくる
・オチまで高揚感を持続させる

主にこんなところでしょうか。

あとは録り方を変えるだけ/編集方法を変えるだけで見てしまう動画になることもあります。レシピ動画の出始めの頃なんて最たるもの。(今でこそ当たり前ですが)

「真俯瞰」「早回し」「BGM」の組み合わせだけで「ブランディング」され、料理をしなくても最後まで見てしまう。

撮影、編集の手間などが比較的単純。
「見ながら調理をしてもらう」という調理動画の本質を無視して「まずは自分でも作れそうと思わせる」ことに振り切った事が発想の勝利と言えます。

文字やイラストに動きを付け、動画を視覚的に強調させる手法を「モーショングラフィックス(モーションデザイン)」と言われています。

これも「飽きさせない工夫」から進化している賜物

広告やCMではもう一般的に多用されている技法で動画では「演出」の部分。
文字やイラストだけではわかりにくい情報も、動きやアニメーションをつければ、表現の幅も広がり文字自体、イラスト自体の印象に強弱をつけて伝えられるようになります。

例えば・・・・セールを紹介したい動画で「SALE」という文字を出す場合、4文字がパッと出てくるより。効果音と共に一文字づつ、画面いっぱいから小さくなるアニメーションをつければ、「文字自体の意味に沿ったインパクト」をつけることができます。
(3次元的デザイン)

CMや動画の前後に出てくる企業ロゴなんかもモーショングラフィックスの一つです。
ロゴを分解してアニメーションをつけてブランドコンセプトを伝えています。
(Nintendo Switchのロゴなんかはその代表的なもの)

↓↓なんとも言葉では説明しにくいので、こちらにたくさんあります↓↓
https://www.pinterest.jp/ken2kai/motion-graphics動画/
(Pinterestへのログインが必要です)

飽きさせない工夫を探っている動画界ですが、今後もこの動きは加速していくものと思われます。

とはいえ。
どんな動画でも「短く早くテンポがよければ良い」とは一概には言えず、その動画の本質に沿っておくべきなのでそのあたりは適材適所

あと・・・今後は縦構図の動画というもの重要になってきそうです。

そんなモーショングラフィックも縦構図も真俯瞰撮影もOKな『動画制作会社』!
大阪市北区南森町で動画企画、動画撮影、動画編集、撮影スタジオなど色々やっています!動画でプロモーション、自社でのYouTube開設、動画配信などお問い合わせください↓↓↓
https://cips.co.jp/laboq/

以上が「Qs TALK vol.8」(動画編)でした!
次回は「WEB編」です! 

少し難しい内容は置いておいて・・・おもしろい!かっこいい!素晴らしい!計算された知的なWEBページの紹介をしてゆきます。(面白いWEBページがあれば教えてください!)

次回は12月20日頃更新予定です!
初めてコメントされるIDは認証後の公開となりますので、すぐにページに反映されません。あしからず。

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コメント

    • 旅育三
    • 2022年 12月 05日

    キューズトーク有難うございます。
    今回のVol.8は非常に実感のある内容でとても勉強になりました。
    TV離れという事を本当によく聞く様になりましたが、その実態は?という事を考えた事がなかったです。
    好きな時に、好きなだけ、好きな部分のみ、見れる時代にTVの価値がなくなるのも当然ですよね。
    また「発送の勝利」これは物作りをする会社である限り、今後最も重要な事だと、あらためて認識しました。

    今号もシップスの皆さんに是非読んで欲しい内容でした。

    お忙しい中、ありがとうございました。

      • cips
      • 2022年 12月 28日

      毎回コメントありがとうございます!
      今はテレビの番組も配信系で後日見れますし、年末年始も動画サイト漬けになりそうです・・・
      でも、考え方によってはコンテンツが溢れた良い時代かもしれません!!

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