どうも CLEATIVE LABOのコテガワです。
WEBや動画についての知識を全社的に少し深めようとはじめました「Q`s TALK」
1ヶ月早いですね!知らぬ間に夏が終わりそうです!

さてさて。第5回は「WEB編」です。

過去2回の「WEB編」は、4月に「(現状)WEBのいま」、6月に「(基礎)そもそもWEBって何?」をTALKしましたが、今回は「近頃のWEB業界」をTALKします。

WEB業界と言っても今となっては様々で・・・
まずは、IT業界における位置づけについておさえておきましょう。

IT業界は大きく「通信業界・ソフトウェア業界・ハードウェア業界・情報処理サービス業界・WEB業界」の5つに分けることができます。

IT業界を「街」で例えると・・・
「通信・ソフトウェア・ハードウエア」などは、交通や電気、水道などのインフラ。そのインフラの流れを分析し整理するのが「情報処理」

その「街」で、物を売る仕組みを考える、お店を設計する、広告を出す、営業をするなどのいわゆる広い意味でのサービス業をするのが「WEB業界」といえるでしょうか。

ショッピングモールや個人店、大手ゼネコンや工務店、D通のような広告代理店から看板屋まで・・・・

WEB業界は、ホームページ制作やネット広告、SNS、ポータルサイトや検索エンジン、EC、電子決済など、消費者との直接的な繋がりが重要になる分野といえますねー。
(もちろん。インフラがあっての上ですが)

WEBサイトの制作工程は、ざっくり大きく分けて「プランニングデザインコーディング」の3つに分かれます。

その3つの工程は、それぞれ専門的なスキルの領域が異なるので、WEB制作会社では分業制にして、各担当者を配置して行っていることが多くなっています。それを細かく分けると。

などなど・・・
特に「その他技術特化系」は、案件によって芋づる式に様々な担当者が紐づいてゆきます。

でも、ここまで細分化できるのは、大規模制作会社です!
(こんな座組のできる案件なんて中々無さそう)

ここから小規模になってゆくと、兼任や外部委託になってゆきます。

フォトショやイラレなどのアプリケーションを使って、WEBサイトのデザインする人が「WEBデザイナー」ですが、「UI/UXデザイナー」って何でしょうか?

端的に言えば、ユーザーインターフェイス(UI)の見せ方に特化したデザイナー

WEBサイトの中でも特にスマホにおいてナビゲーションとなる部分のデザインなどで必要とされることが多いです。スマホでアクセスした時の動きが楽しいページは、UIデザインがしっかりとしているからと言えます。

UIデザインによって、サイトの印象がユーザーにダイレクトに伝わるとこで、売上にも反応がでます。単にWEBデザインが良いというだけでなく、それぞれのデバイスにアクセスした際に理解しやすい形でデザインを提供することに精通したデザイナーです。

・・・・とはいえ、このあたりの垣根がなくなってきている現状。

「WEBデザイナー」であれば「UI/UXデザイン」のスキルも当然のように求められつつあります。

WEBデザイナーやWEBエンジニア達が作り上げたWEBサイトを読み取り、クライアントに対していかに成果を上げてゆくかの改善提案、対応をしていく役割として「運用系」のお仕事があります。これも意外と今後重要になってくるのではと思っています。

WEBページは紙媒体のように一度世に出たきりではなく、公開をしてからアクセスの解析と検証、更に追加での更新や作りこみをしていくことが重要となります。世の中の情勢に合わせたり、デバイスの変化にも対応し続ける必要もあります。

そのまま作ったWEBサイトを放置するだけではなく、アクセスを日々解析し、SEO対策をしてGoogle検索結果からWEBサイトへの流入を増やしていく。
クライアントに改善提案をして、コンテンツを検討、次の制作へ繋げることができるのです。

「デザインを変えましょう!」と言っても説得材料としては弱く、根拠となるアクセス解析を蓄積して分析して、更にはABテストを行ったりしながら、よりクライアント・ユーザー双方に利益のあるWEBサイトに作り変えていきます。

通販サイト(ECサイト)の改善、予約システムのある宿泊施設など、WEBの作り方・構成次第で売上が左右される現場では大いに必要とされています。

数字だけを見ている印象ですが、データの分析能力と、柔軟な発想、プレゼン能力、そして数字で実績を挙げられる事だけが重要!

ここは「ディレクション担当」である、WEBディレクターが兼任できればまさに鉄壁!

制作会社内で、大なり小なり分業しているよ。というお話でしたが、WEB業界内での制作会社自身も棲み分けがあるようです。

WEBに関することなら「システム構築からバナー制作まで何でもやります」の手広い制作会社から、ニッチな業界だけに特化したWEB制作会社も多々あります。

仮に「業種特化系」とすると、その得意分野は多種多様。
建設会社系、医療系、福祉系、飲食系、宿泊施設系、法律事務所系などなど。

各業界内での紹介や口コミで広がったりしてゆくと、同じ業種内での受注に繋がったゆき、気がつけば同一業種に特化したWEB制作会社に!

その業界内での専門的な用語や、最適表現なども経験として蓄積されてゆくんですねー。
(販売・予約などのシステムが使いまわせたり効率も良い)
そのWEB制作会社の生い立ちなども見えたりします。

他にも・・

今は「業態特化系」も増えてきている印象。

LP制作のみに特化した会社、楽天などのモール系に特化した会社、アフィリエイト広告運用に特化した会社、記事コンテンツ制作に特化した会社、投稿サイトなどの運営自体を行う会社などなど。
いずれにせよ専門的に行うことで必要なノウハウと、確固たる関係性を構築してきた印象です。

裾野が広がり続けるWEBの業界ですが、「まずはノウハウのある所に頼もうというのが人の心情。

「特化系」はまだまだ増え続けそうです!

以上が2022年8月の「Qs TALK vol.5」(WEB編)でした!

「運営系」のアイデアがあれば、広告収入などで一定の利益が見込まれるのですが(ああ夢)
「撮影スタジオ」を運営しているメディアミックス的な「制作会社」もかなり珍しいのでは。
(↑これ!弊社の事です!)

ご興味がありましたらぜひぜひ!お問い合わせください!
https://cips.co.jp/photostudio/

次回第6回は「動画編」です! 

次回は9月14〜22日更新予定です!
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