どうも CLEATIVE LABOのコテガワです。
WEBや動画についての知識を全社的に少し深めようとはじめました「Q`s TALK」
さてさて第7回は「WEB編」です。
過去に「WEB編」は「(基礎) そもそもWEBって何?」をしましたが、今回はその復習と深掘りです。
前回までの内容を簡単に復習。
「HTML」→ 文書や画像などを相互に結びつけたデータ形式。
「ブラウザ」→ HTMLの指示を解読して、パソコンの画面で表示させる。
「W3C」→ HTMLの記述をルール化する機関。
「コーディング」→ HTMLを作成する作業。
「SEO対策」→ Googleなどの検索エンジンへのWEBページを最適化すること。
「パーソナライズド検索」→ ユーザーの属性に合わせて検索結果が異なる。
という内容でした。
そして今回は、そこをもう少し深く掘り下げます。
WEBページで大きく分類できるのが「静的」か「動的」かということ。
「静的ページ」と「動的ページ」の違いは「バックエンド」で何か動いているか、そうでないかという違いです。
「背景に動画が動いているから「動的」ページ!」
「スクロールすると文字が動くので、これは「動的」ページ!」
というわけでは無くてですね・・・
WEBページでは、直接目に見えるのが「フロントエンド」、目には見えない部分は「バックエンド」と呼ばれています。
「ブラウザで見えているデザインがフロントエンド!」
「HTMLのコードがバックエンド!」
・・・というのも少し違っていて・・・
単純に「表(フロント)」と「裏(バック)」ですが。
「表」はユーザーのPCやスマホなどのデバイス(端末)。「裏」はデータが格納されているWEBサーバ側になります。
「静的ページ」とは、事前に書かれたHTMLファイルで構築され、いつ誰が見ても同じ内容が表示されるもの。作成されたHTMLファイルの書き換え→上書きをしない限り、内容が変わらないページの事です。
例えば・・・企業サイトの資本金を変更したい場合。会社概要のHTMLにある金額の文字列を「1000万円」と書き換えて、サーバのデータを上書きすれば誰が見ても「1000万円」と表示されます。このように不動で古典的な方法で作成されたページが「静的ページ」
WEBページの内容を更新・変更する場合は、その都度HTMLファイルのコードを書き換える事になるので、コードに関する専門知識が必要で、誰でも容易に更新できないといった点がデメリットと言えます。
「動的ページ」とは、簡単にいうと文章や画像などがアクセスする毎に変わったり、検索結果が変わったりするページの事。PHPやJavaScriptといったスクリプトによって、内容を導き出して表示させているページです。
いわば、アクセスの度にHTMLファイルが作られているようなもの。
トップページにニュースがある企業サイト、ショップサイトなどは動的ページで構成されています。
それは見た目では判断することは難しく「感覚的に分かる」というものなので、動的ページの代表格「CMS(ワードプレス)」と「ショッピングサイト」この2つについて説明していきます!
「CMS」って聞きますよね。すごーく端的に分かりやすく説明すると「WEBの知識が無い人でもサイト管理やブログ記事が投稿できる仕組み」です。
そのCMSでメジャーなのが「WordPress」というソフト(アプリ)。それまでブログといえば「アメブロ/yahooブログ」などのブログサービスを利用していましたが、個人サイトや企業サイト内で、(WEBの知識が無い人でも)ブログやニュースを投稿できるように開発・進化してきたCMSの1つが「WordPress」です。
ブログ投稿を主とする「CMS」といえば「Movable Type」と「WordPress」の二大巨頭でしたが、今となっては当初から無料だった「WP」が席巻。プラグインやデザインテンプレートなども充実し、世界のWEBサイト全体の半数弱が「WP」で構築されていると、公式では発表しています。
とはいえ「適材適所」。
更新頻度の少ないページを「静的にする」、ニュースページを「WordPressで動的にする」などのバランスが、サイト制作において重要になってきます。
「CMS」って「WEBの知識が無い人でもサイト管理やブログ記事が投稿できる仕組み」なのですが、初めにWEBの知識が無い人でも更新できるように、仕組みを作ってあげる必要があります。
それが「CMS構築作業」です。
どの項目を更新可能にするか。どのページを更新可能にするか。更新頻度の少ないページも「WordPress」にするのか。WEBサイト完成までの時間、全体予算、完成後の運用方法などを決めながら、そのバランスを見極めて作成しているのです。
「ECサイト」も動的ページで構成された最たるものです。
「カート機能」を主体に構成されて、ユーザーがショッピングサイトで物を購入した際の合計金額の提示、決済、注文確認メールの自動配信などを、サーバ側が一連で行っています。ユーザーによって表示内容が変わり、買い物中には商品が一時的にカートが入ってリストアップされます。
これは個人の入力によって、内容をそれぞれ変更しながら表示しています。表示結果が1つではない、これも「動的ページ」です。
近年は販売サイトのページのみだけでなく、顧客管理、商品管理、販促、集客、ポイントの付与やセールの割引、銀行振込、クレジットカードや電子マネーなどの多様化した決済処理に対応できるようになり。各機能と連動して構築されています。
カート機能も多種多様。「パッケージ型」「ASP型(クラウド)」「オープンソース型」「スクラッチ型」といった種類があり、こちらも適材適所。
商品点数や、ショップ規模、売り上げ、機能面、運用方法に応じて選んでゆきます。
手軽に始めるられるのは「ASP型」。主要なサービスは「BASE」や「STORES」などで、初期費用は無料で売り上げから数%支払う仕組みです。
結局・・・「静的」「動的」どっちが良いの??
ということになりますが、どちらも「一長一短」なので「適材適所」であればどちらが良いということです。
例えば、企業サイトで更新頻度の少ない「会社概要」のページも「動的」で作ってしまえば、後々の更新作業を制作会社ではなくユーザー側で行えるなどのメリットもありますし、前述の通りここは予算感や完成後の運用方法などで決めた上で、WEBサイトは構築されています。
そんなバランスの取れたWEBサイト構築。静的も動的もお任せ!
大阪市北区南森町でWEBサイト構築、CMSサイト構築、ブランドサイトデザインなど色々やっています!ホームページ作成、LPページ作成、動画作成などお問い合わせください↓↓↓
https://cips.co.jp/laboq/
以上が2022年10月の「Qs TALK vol.7」(WEB編)でした!
次回、vol.8は「動画編」です!
次回は11月20日頃更新予定です!
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コメント
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VOL.7編もありがとうございます!!
今回も大変勉強になりました。
営業先でWEBって聞いたら拒否反応を起こす体質も少しずつではありますが、改善されてきている様に感じます。
もっと勉強して売り物に出来る様に取り組めればと思いますので、VOL.8もよろしくお願いします。
旅さんコメントありがとうございます!
WEBは世界レベルで変化するので、技術もトレンドも進化スピードがとても早く、アンテナを張っておくのが本当大変ですね!
セキュリティ面や、ユーザビリティ面でも細かな気遣いが必要になってきています。ホームページを作るだけでなくSNSや動画、リスティングなどとの組み合わせもますます多様になってきました。
進化スピードが早いが故に「自社のWEBサイトが古臭くなってきた」「商品をもっとWEBで周知させたい!売り込みたい!」というお客様はまだまだおられると思いますので、「最適解をすぐに導き出せる布陣」と「必ず結果が残るページ」を突き詰めてゆきたいですね!